スキップフロアは縦の空間を利用してフロアの高さを半階層ずらした部屋を造る事で、上下の段差で間仕切り壁がなくても区切りができたり、立体的な間取りの配置ができます。

 

床面積の狭い建物でもフロア数が欲しい場合や、ワンフロア感覚でも変化を付けたい場合や、”楽しそう“とか”おしゃれな感じ“になる事で間取りに取り入れる方もいるようです。

 

そんなスキップフロアにもタイプがいくつかあります。

 

普通の居室のように使いたい場合、天井高が低くても収納場所や椅子に座って作業する、寝室のように寝ころんでしまう場所等とあります。

 

そういったスキップフロアを様々な場所として使う間取りの事例と共にメリットとデメリットをご紹介します。

スキップフロアのある家の間取りとは?デメリットやメリットは?事例と共に紹介!

居室としてのスキップフロアの設計

居室のフロアにする場合は、ある程度の天井高が必要なのでその部分の建物の高さを高くするか、天井を貼らず梁を表しにする等で天井高を取ります。

 

また天井高の低いフロアとの組み合わせで建物の高さを抑える方法もあります。

スキップフロア 間取り
(画像引用元:http://www.s-housing.jp

こちらは建物の中心部を3層としていますがその中心部の屋根を高くする事と1層目を基礎にのせず土間仕上がりにする事で3層分の天井高を取っています。

 

スキップフロア デメリット
(画像引用元:http://www.daisan-kk.co.jp

こちらも1層目は上記と同じ設計になっています。

 

リビングとダイニングは壁で塞がずフロアをずらしても同じ空間にしているので狭くは感じませんが階段の上り下りがあります。

 

この階段はスキップフロアの特徴でもありますが食事を運んだり高齢になった時の事もシュミレーションしておきましょう。

 

またスキップフロアを家の中に何か所も造ると、階段の多い家となるので移動が大変だと思われる方は注意しましょう。

 

そして、スキップフロアの設計を取り入れると2階建に5層のフロアを作ることも出来ます。

スキップフロア 間取り
(画像引用元:http://one-project.biz

スキップフロアのメリットで壁で仕切らない設計にすると、色々な方角の窓からの彩光が室内に入る事があります。

 

また家族のいる気配が皆で感じられる家になる事もメリットです。

リビングダイニングからのスキップフロア

〇リビングの中二階的なスキップフロア

スキップフロア 間取り
(画像引用元:https://www.nagano-ie.net

階段の踊り場のような設計ですが楽器を置いたり趣味のフロアに使えるフロアにしています。

 

ただし壁がないので音はリビング側にも響きます。

 

壁で仕切る事をしないフロアと音の問題はスキップフロアのデメリットであるとも言えます。

 

〇フロアをつなぐ階段の掛け方でお部屋のイメージも変わります。

スキップフロア 間取り
(画像引用元:http://www.iehito.co.jp

 

〇フロア数を増やして家族用と来客用のリビングを造るのはどうでしょう。

スキップフロア 間取り
(画像引用元:https://auiewo.com

ビルトインガーレージの上を利用した間取り

ガレージは床面が道路や敷地と一緒で低く天井高も車の入る高さほどでよいので縦の空間に余裕ができます。

スキップフロア 間取り
(画像引用元:https://rr.img.naver.jp

その上にはこのように設計する事ができます。

 

また収納等の目的なら天井高を1.4m以下にすれば階層とはなりません。

スキップフロア 間取り
(画像引用元:http://www.nb-tanaka.co.jp

スキップフロアの間取りはデメリットもあるが使い方による

スキップフロアの多用は設計的にも大変でコストも上がってしまうので用途が決まっている場所や余裕のある空間、または狭小住宅のお部屋の区切りの間隔が欲しい場合に取り入れる設計がよいと思います。

 

スキップフロアを取り入れた間取りには、そのフロアの使い方と暮らし方をシュミレーションして設計する事が大事だと思います。