2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震で起きた津波によって、岩手県、宮城県、福島県、茨城県などの太平洋沿岸地域では、大きな被害が出ました。

 

そんな状況を受けて津波に強いサッカーボール型の住宅『バリア』が注目を集めています。

津波に強い!災害用に作られたサッカーボールハウスとは?特徴は?

サッカーボール型住宅を作ったのは?

サッカーボール型住宅『バリア』を設計したのは、岐阜県山県市にある「キミドリ建築」です。

サッカーボール型住宅『バリア』を設計したきっかけは?

子供の頃に遊んだサッカーボールが、夢のように大きく膨らんで、人の住める家になったらという夢をあきらめず追及したことがきっかけです。

 

そこから海にも浮かび、救助船にもなる『バリア』が誕生しました。

サッカーボール型住宅『バリア』ってどんな構造・特徴?安全性は?

サッカーボール型の家は、一般住宅、子供部屋、店舗など、ライフスタイルに合わせた使い方が出来、バリエーションは無限にあります。

 

更に五角形の鉄パネル12枚と六角形の鉄パネル20枚を組み合わせてサッカーボールと同じ「切頂二十面体」として、力が分散されるため、衝撃に強い。

 

五角形部分を黒く塗るとまさに巨大なサッカーボールに見えるのも特徴的ですね~

 

下部に重い部材などを置き、水に浮かべてもバランスが保たれるように設計しています。

 

又、水に浮かべる実験を繰り返し耐水性の水上実験、耐圧実験などを繰り返し行い、震災時でも対応できるものです。

 サッカーボール型住宅の用途

①避難用具

強度のある空間、水に浮く空間として震災時に利用できます。又、内装にクッション材が貼ってあるため、身体への衝撃が緩和出来るようになっています。

 

②備蓄庫

普段は、備蓄庫として使い、震災時でも活躍する。

 

③設置場所自由

基礎の必要がないので、どこに設置するのかは、自由に決めることができます。

様々な特徴で災害用として作られたサッカーボール型住宅!今後、この家の可能性は?

現在は、毎年のように地震などによる震災が起こるために震災時に使用できるものとして世間には認知されている部分があります。

 

しかし、建築という面では、基礎の必要もなく、屋根、壁の概念もなく、今までの住宅の既成概念のない住宅です。

 

多様化する社会の中で、自由さの象徴になるものだと思います。

 

身近でサッカーボール型住宅の見れる時を楽しみにしています。