新築の臭いで木材や畳など自然素材からの臭いは気持ちがよいと感じると思います。
しかし逆に不快に感じる臭いが発生している場合があり、何が原因を知り、対策をしたいですね。
なかでも、シックハウス症候群やぜんそく等の症状が出る場合は要注意です。
そこで、新築の嫌な臭いの原因と対策をご紹介します。
目次
新築の嫌な匂いの原因?対策や消す方法は?
新築の嫌な臭いの原因
嫌な臭いの原因は建材・内装材・接着剤・塗料等が考えられます。
(画像引用元:http://cdn-ak.f.st-hatena.com)
化学物質からの臭いに敏感な方は不快ですね。
しかし以前、新築にシックハウス症候群問題が起きた後、建築基準法で有害物資を発する化学物質のクロルピリホスの禁止とホルムアルデビドの面積制限が義務付けられているので有害物資が大量に拡散している事はありません。
ただし認定基準以下の資材や接着剤を使用していると嫌な臭いと共にホルムアルデビドの拡散も考えられます。
そして購入した家具等からもホルムアルデビドは発散される事も考えられます。
また居室には換気設備が義務付けられていますが換気状態が悪いと、いつまでも嫌な臭いが残ってしまいます。
その他の化学物質からの嫌な臭い発生源
化学物質からの嫌な臭いは、こんなところにもあります。
〇新しいカーテンやじゅうたん
〇家具や床に塗るワックス
〇防虫剤・芳香剤・消臭剤
〇化粧品・香水等
〇タバコ
臭いに敏感な方は注意しましょう
嫌な臭い対策
軽度な臭い対策としては換気をよく行い臭いを室内から出すことです。
(画像引用元:http://jafma.gr.jp)
窓をできるだけ開けたり、外出時には換気扇を付けておきましょう。
建材自体から発せられる建材独特の臭いであれば、換気により自然と消えていきます。
また接着剤も揮発が収まれば臭いは軽減します。
それでも臭いが消えなかったり体調不良等が見られたら原因を調査し解決した方がよいでしょう。
換気の仕方
換気の際は以下のポイントを抑えておきましょう。
〇新築直後は化学物質の揮発が多いので、換気や通風を充分行いましょう
〇24時間換気システムのスイッチは常時ONにしておきましょう
〇夏場の高温多湿は化学物質の発散が増えるので空調を利用したり窓を閉めたままにしないようにする
〇換気扇のフィルターの清掃管理をする
新築の嫌な匂いを消す方法で快適なお住いに
建材からの臭いを回避する事は、今の建築事情では難しい事です。
しかし出来るだけ少なくする方法はあるので、施工業者と相談される事をおすすめします。
臭いの感じ方や影響は人により違いますが、せっかくの新築の家が不快では嫌ですね。
まず、よく換気をして様子を見て、それでも気になる場合は原因がどこにあるのかを調べ対策を行う事です。
嫌な臭いの中で生活していると、体調不良にもなりえるので是非この記事が、ご参考になればと思います。