マイホーム計画を行うにあたりまして、誰もが安くて品質の良い住宅を求めるものです。同じ品質ならば安い住宅会社に気持ちが動くのは人間の心理になります。

 

しかし、実際にはA社・B社・C社と3社にマイホーム計画の相談を行い、同じ希望条件を提示したにもかかわらず、提示される見積金額に差が生じる事が多くあります。

 

図面の内容も仕様の内容も細かな部分は違っても大きく金額に影響しないはずなのに実際は、見積金額が違ってくるのです。
その違いはなぜなんだろうと考えた時、ローコスト住宅と言う存在に突き当たります。同じ面積の建物なのに、同じくらいの仕様レベルなのに、坪単価が10万円も変わり30坪で300万円以上の差が大手ハウスメーカーとの間で生じます。

 

そこで、なぜこんなに安く建築可能なのか?

ローコスト住宅とは?特徴やポイントは?

ローコスト住宅のメリット・デメリットは?

ローコスト住宅の価格や相場は?

気になりましたので、調べて紹介したいと思います。

ローコスト住宅のメリット・デメリットを調査!費用の相場は?

ローコスト住宅とは

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(画像引用元:http://www.nexthome-k.com/topics_detail2/id=183)

ローコスト住宅とは、見積価格が安く収まるようにプランニングの工夫を行い、仕様を規格化する事によって、建材メーカーなどへネゴシエーションを行い、効率的な工程管理を行う事によって施工費を抑えた住宅です。

 

その内容に満足できればローコスト住宅のメリットを堪能する事ができますが、その枠から外れたオプションが多くなりますと、メリットが無くなってしまいます。

 

洋服のイージーオーダーに似たようなイメージがローコスト住宅です。

ローコスト住宅の特徴と価格を抑えるポイントについて

プランニング及び外観デザインの特徴

ローコスト住宅のプランニングや外観デザインの特徴は、施工実面積を少なく抑えるプランニングや外観デザインになっている点です。

 

例えば、キッチンやダイニングルーム・リビングをそれぞれ分離させる事により、間仕切り壁の量がその分増えます。

LDKとして広いワンルーム式にする方が間仕切り壁の量が少なく済みます。

 

また、外観デザインも凹凸の無い長方形か正方形の形にします。

凹凸がありますとその分の外壁面積が増えてしまうからです。

 

更に、長方形よりも正方形の方がトータルな外壁面積は少ない事から、できる限り正方形に近づけます。

 

それにより、見積は面積と単価を掛け合わせたものが見積金額になりますから、施工実面積が少なければ、見積金額も安くなります。

仕様を規格化しています

ローコスト住宅会社の仕様内容を見ますと、仕様を規格化している会社がほとんどです。

 

例えば、キッチンやユニットバスなどの設備メーカーを1社から3社くらいまでに絞り込み標準仕様として予め設備商品内容を規格化しています。

 

また、内装材も同じように標準のフローリングや内装ドアを予め設定しておりまして、色柄を施主に選択してもらうようにしています。

 

この様に、設備メーカーや建材メーカーとの間で仕様を規格化する事によって、それどれの単価を安く仕入れられるように交渉しています。

施工の効率化を図っています

ローコスト住宅は、施工体制におきましてもコストダウンを図っています。

標準工程表に基づきまして、作業工程を徹底して守っているのです。

 

例えば、大工さんの工事で言いますと、一日の作業面積は平均3.3㎡とします。

 

3.3㎡を一坪としますと30坪の建物でしたら30人工として、人工単価と人工数を掛けたものが大工さんの手間賃になる訳です。

 

その、何人工かかるかの標準工程を徹底的に追及して工事工程の無駄をなくしているのがローコスト住宅の特徴になります。

ローコスト住宅のメリットとデメリット

ローコスト住宅のメリット

ローコスト住宅会社からの提案内容に十分満足が行くプランニングであり、仕様内容であり、外観デザインであるならば、コストも安く収まりますのでそれにこしたことはありません。

 

ローコスト住宅会社は生産性を高める事によってコストダウンを図っている訳ですから、自分が計画している内容と提案内容がかみ合うならば、総予算は安くなりますし、仕様設備も充実してます。

 

工程管理もしっかりしてますので、ローコスト住宅会社を選択するメリットを得られます。

ローコスト住宅のデメリット

しかしながら、注文住宅を検討している方の中には、ローコスト住宅では物足りない場合があります。

 

なぜならば、施主の方でキッチンやユニットバスなどの希望商品がある場合や、内装材の仕様がクロスではなく、珪藻土などを希望された場合は標準仕様外のオプション工事扱いになってしまします。

 

そのオプション金額は通常の単価よりも高い単価設定になっている事が多く、オプション金額を加えると魅力を感じない見積になってしまう事があります。

 

結果、予め決められた仕様内容で満足いけば、十分にローコスト住宅のメリットを得られますが、そうでなくオプションが発生した時、オプション額が許容の範囲内かどうかがポイントになります。

ローコスト住宅の費用や相場は?

ローコスト住宅を計画する際、建物の金額は本体工事費として見積表示されます。

 

ローコスト住宅と言われる相場は30坪の建物で900万円台~1200万円台の範囲が一般的で、大手ハウスメーカーと比べると300万円程の価格差がある事が多いです。

 

建築費用で、気を付けなければならないのが、本体工事費以外に付帯工事と諸費用が工事費用には加わります。

 

また、ローコスト住宅では予め標準仕様を設定している事から、標準仕様外はすべてオプション工事費として別見積として参入されます。

 

主に次のような見積項目になります。

①建物の金額
本体工事費+オプション工事費

②付帯工事金額
屋外給排水工事費+屋内外ガス工事費+屋外電気工事

③別途工事費
地盤改良工事費+本管取り出し工事費+解体工事費+外構工事費
カーテン工事費+照明工事費

④諸費用
設計料+地盤調査費用

などが、ローコスト住宅は上記の見積項目の本体工事費のみが安い訳でありまして、その他の見積項目までがローコストである訳では無いのです。

 

したがって、例えば本体工事費以外の金額がローコスト住宅会社で500万円であっても、大手ハウスメーカーでは300万円と見積を提示されることがあります。

 

ついては、あくまでも総予算の見積内容を十分検討する必要がございます。

ローコスト住宅のメリット・デメリットや相場を考慮してご検討を

夢の住宅ですがどういしても安くしたいという願いから、話題となっているローコスト住宅。

 

しかし、理想のマイホームとは違うと言ったデメリットも有り、どこまでこだわり、相談して決めていくかが問題のようです。

 

みなさんもローコスト住宅で安く抑えてみるというのもご検討してみてはいかがでしょうか?