古来より日本の住宅に備え付けられていた押入れ。

現在の生活様式に合わなくなっているという点は否定できません。

 

引っ越しのときの段ボールに入ったまま家財道具が収納されているなんて話に覚えがある方もいるのではないでしょうか。

 

今回はデッドスペースになっている押入れをリフォームDIYし、今のお部屋を拡張してワークスペースや書斎を手に入れるアイデアについて調べてみましたのでご紹介します。

押入れをリフォームDIY!自分で改造する時の基礎・アイデアは?注意点は?

まずは抑えたい押入れリフォームDIYの基礎

物件によっても違いますし、もともと湿気が溜まりやすくその影響も受けやすい場所ですのでケースバイケースなのですが、中板や床板に掛かる荷重については注意しておきましょう。

 

押入れとして利用する上で十分な荷重に耐えられる強度を持っているはずですが、それを支える板が局所的な荷重に耐えられず抜けてしまう場合なども考えられます。

 

既存の板を使用していく場合は構造用合板を載せたり、細い足の棚で局所的な荷重を与えないような計画にすることで問題に対処することが出来ます。

 

ふすまを外してしまえば空間はひとつながりになりますが、敷居がそのままでは残ってしまう点です。

 

床シートやラグで見た目上解決することは出来ますが、完全にフラットな床を作りたい場合は敷居を取り外して主室と一体に床のリフォームを計画することになるでしょう。

 

最後に注意しておきたいのが、電源の確保

通常、押入内にはコンセントの設置がありません。

 

延長コードやタップを引いて確保するか、あるいは電気工事でのコンセント設置が必要となります。

押入れリフォームDIY実践編

押入れ リフォーム

中板にコルクマットやタイル・化粧板などを敷き込めば、部屋と一体になったニッチに浮かび上がるワークスペースが出来上がります。

 

手軽に薄い素材で平滑な面を作るには、様々な模様のバリエーションの中から選ぶことの出来るポリエステル化粧合板がおすすめです。

 

これだけでも書斎の代わりやちょっとした作業台としての活用が思い浮かびますね。

 

壁は断熱材の取り扱いなどが複雑になってきますので、手軽にすすめるのであれば既存のベニヤの上にシートや塗料で仕上げを施すのが良いでしょう。

 

黒板やホワイトボードのように壁を仕上げる塗料も選べますので、面ごとに塗料を変えてみるというのも1つの手です。

 

構造にもよるのですが、押入れの壁の突き当たる部分には見切りになる材が縦に通っていることもあります。

 

この場合は壁の突き当たる部分の処理が簡単になりますので、塗装に慣れてない人でも塗り分けが容易になりますので是非トライしてほしいアイデアです。

 

壁下地を見つけてしまえば、好みのサイズの棚やフックを取り付けてちょっとした収納を付けておくことも可能です。

 

また、押入れは一般に、部屋の天井高より低い位置に天井が来てしまいます。

天袋のスペースを残す場合は、天井に照明をつけても近すぎて熱かったり、作業面に光がうまく広がってくれなかったりするケースがあります。

 

照明器具に熱を発しにくいLED照明を使用したり、作業面に合わせて複数の器具を設置してあげることで問題を解決できます。

 

どのように使っていきたいかというイメージを膨らませながら、素材選びやオプション選びを楽しんでください。

押入れというデッドスペースがリフォームDIYで生まれ変わる!アイデアを活かして自分で改造する?

押入は収納スペースの中でも奥行きが広いという特徴を備えていますので、押入を改造して作ったワークスペースは普通の机とはひと味ちがう使い心地になるでしょう。

(現代の住宅の収納は一般に間口の広さを重視する傾向があります)

 

もしデッドスペースとなってしまっている押入があるのであれば、素敵な書斎を手に入れるチャンスかもしれません。

 

今回の記事が「興味はあるけど、大掛かりで大変そうだな」と思っている方の一助になればと思います。