大災害が発生した場合、学校の体育館等に避難をしますが、プライバシーもなく雑魚寝状態を長期続けている、身体面と精神面の負担は大きなものとなり健康を害する事もあります。

 

この状態を改善するには仮設住宅が完成するまでの間、組立式の防災ハウスを設置する方法があります。

 

そこで防災ハウスの特徴と施工面と内部設備を見てみましょう。

防災ハウスの特徴・利用法は?設備や施工方法は?

防災ハウスの特徴

こちらが山口県産業技術センターと日立建設で共同開発した「防災支援ハウス」という名称のハウスです。

防災ハウス
(画像引用元:http://www.hitachi-kensetsu.co.jp

実際に東日本大震災の被災地である宮城県石巻市に設置されました。
防災支援ハウスは全長3.7m、幅2.2m、高さ2.56m、床面積7.47㎡と狭い敷地に対応し、基礎が不要で備え付けジャッキにより傾斜地でも設置可能です。

 

狭い敷地で設置できますが、敷地で家族4人の宿泊が可能2段ベッド2個の配置ができます。

 

また再利用が可能で、壁面の清掃が容易にできるます。

防災支援ハウスの施工と輸送

保管時全長2.9m 幅2.2m 高さ1.2mとなっており、4tトラックで2台の輸送ができます。

保管や移動時にはコンパクトに折りたたむことができ、輸送効率と保管性に優れています。

組立式なので、成人4名で約50分で組立が可能です。

防災ハウス内部設備

キッチン・シャワー・トイレの設備があり生活必需品を用意すれば、すぐに入居可能です。

 

こちらがトイレです。


(画像引用元:http://www.hitachi-kensetsu.co.jp

 

こちらはキッチン・2段ベッドの様子です。


(画像引用元:http://www.hitachi-kensetsu.co.jp

 

こちらはシャワー室の様子です。

防災ハウス
(画像引用元:http://www.hitachi-kensetsu.co.jp

防災ハウスの今後

開発した会社では、この防災ハウスは輸送も簡単です。

全国の市町村で各1~2棟備蓄することで、災害時には支援しあい災害時発生後2~3日間で10,000人余りの避難者の方が利用できるようになればよいのではと、今後の利用案を提示しています。

 

実際に避難所暮らしをした事のない方でもニュースの画像を見ると大変そうな様子と実際に体調を悪くしてしまう方がいる事はわかりますね。

 

そんな体調の悪い方等を優先して宿泊してもらうだけでも家族も安心できると思います。

 

また道路の交通事情等の問題もありますが各方面に分散しておくことで可能な交通状態からの輸送が可能になるのですね。

 

今後もこの防災ハウスがよりよく活用され、利用されることを祈っています。